映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」を映画館で観てきた。
予告↓
2024年に入って4日目の昨日、この映画を観てきました。
なかなか現代社会でうまくいっていなかった主人公が、1945年にタイムスリップして特攻隊の人と恋に落ちるという映画。
劇場では、自分以外みんな女性だったが、母が観たときは、男性も多く観ていたそうです。
老若男女構わず日本人全員に観てほしい映画です。
戦後80年近い今見る理由は、戦争の意味について考えるだけでなく、
今自由に生きられていることに感謝するためです。
ここからネタバレを含んだ個人的な感想を書きます。
私が泣いたシーンはいくつかあるのですが、
一番泣いたシーンは、ユリの花が咲いている丘で、彰が夢を語るシーン。
彰は、日本が豊かになって欲しいという理想を次々と語っていたが、
今の日本がまさにその通りになっていて、今の時代に生まれることができたことに
感謝しなければいけないなと思った。
今年のお正月は、能登地震や飛行機の事故があったりと、
ひょっとしたら家族と無事に正月を祝えなかったかもしれない。
しかし、私は今こうして祖父母や親戚とごちそうを食べたり、
暖かい部屋で過ごしたり、快適に寝ることができている。
劇中では、戦時中の日本だから食べるものが限られていて、そういった描写からも
今の自分が幸せな環境にいることを再認識することができた。
今の自分のこの幸せが、当たり前じゃないんだということは胸に刻んでおきたい。
また、生きていられることに感謝する。
あとは、特攻する際に、彰が百合の花を身に着けていたところも感動した。
この映画だけでなく、戦争系の映画は、人生のヒントを教えてくれるから
これからも、気分が落ち込んだ時や生きる意欲を失いかけた時に観たい。